令和4年の刑法犯認知件数は9年ぶりに増加に転じてしまいました。
これは、令和元年の水準を上回る件数です。
犯罪情勢が悪化しているということです。
住宅侵入窃盗については、令和3年と比較して横ばいです。
滋賀県下での総数は、令和3年:374件 令和4年:378件
依然として被害件数が減らない状況です。
今年に入って増えている手口が「忍び込み」です。
家人が寝ている間に住居に進入して窃盗をするというものです。
家人と犯罪者が顔を合わせてしまったらと考えると、
背筋が凍ることになるかもしれません。
対策は、基本に徹することです。
留守の時は当然ですが、家の鍵を掛ける習慣。
家人が在宅であればなおさら、鍵を掛ける習慣の徹底をお願いします。
令和4年の住宅侵入被害が162件でした。
そのうち「無施錠」は84件です。
51.9%のお家が鍵を掛けないで生活をしているということです。
これからの季節は、網戸を利用した生活時間が多くなります。
就寝時に網戸を使うことは危険度が高くなります。
窓を開けるときは、補助錠などをうまく利用するようにしてください。
対策にお困りの方は、ご相談をお願いします。